コミュニケーションって難しい！？②自己表現と目に見えない心の壁「人が怖い。」

他人軸人生から卒業する！
自分を愛し生きる力と喜びを取り戻す
オートクチュールセラピー・結び

心理セラピスト　石原由美子です。

 

 

今日は、前回のブログ

コミュニケーションて難しい！？
①気持ちが伝わるコミュニケーションスキル

こちらの続きです。

 

そうそう！
みなさん、Mｙノートは
作ってみられましたか？？

↑じゃん！これが現在の私のノート
（ペンも特別使用で準備♪）

自分の気持ちを
掘り下げられるようになった今でも

わぁ～と気持ちがざわついた時など
ガーっと殴り書きすることで

自分の気持ちを整理出来たり
内側の気持ちに気づく事が出来ています。

 

自分の本音や感情に気づける
効果的で安全な
自己表現を練習する方法なので、ぜひ♪

 

 

さて、前回は
コミュニケーションについて

気持ちが伝わる
コミュニケーションスキルを中心に
お話ししました。

 

伝え方（スキル）を知る事で

冷静に気持ちを伝えることが出来る
そんな私になれたので

皆さんにも知って欲しいと思い
シェアさせて頂きました。

 

そう、前回は
ある意味、”会話術”のお話でした。

 

しかし、
コミュニケーションは

人に自分の気持ちや考え、
情報などを伝えること

まさに、自己表現なんだ

 

ここに気づいた時

素直に、ありのまま
自分を表現することが出来ないと

それこそ
言葉足らずで伝わったり
誤解を招くことに繋がったり
上手く伝えられずにストレスになる

そんな問題が起こりやすいと思い

 

今日は

自己表現について

お話していこうと思います。

 

えぇ、私自身が
会話術ではどうにもならない大きな壁に
ぶち当たった経験者でもあるので（汗

 

 

ー・－・ー　目次　ー・－・－

１．コミュニケーションは”私”から
２．自分を表現しようとすると・・・
３．こんな経験はありませんか？
４．どうして怖いのか？
５．解決への第一歩

ー・－・－・－・－・－・－・

 

 

コミュニケーションは”私”から
******************************

お伝えしたように

コミュニケーションの目的は

自分の気持ち・感情や欲求
知識や考えていることを伝えること、でしたね。

 

私はこれまで
コミュニケーション＝対話・会話だと
勘違いしていたので

コミュニケーションについて
●気持ちの交流・交換
●考えや情報の交流・交換

という先入観で
頭がガチガチだったのですが

 

コミュニケーションとは
伝えることであり
自分を表現すること

 

こう捉え直したら

 

自分が主体になること
自分から人に関わることなんだ

こう気づくことになりました。

 

コミュニケーションって

あくまでも

自分から人に関わっていき
自分の気持ちや考えなどを
人へ伝えること なんですよね。

 

自分から人に関わり・・・

さらに

自分を表現する・・・

 

会話術（スキル）を知って
会話に自信がついた！

と思いきや

私が壁にぶち当たった理由は
まさにここだったんです。

 

 

自分を表現しようとすると・・・
*******************************

コミュニケーションは
自分を表現すること。

 

だとすれば

あなたは
自分の内側にある
自分の気持ちや考え、知識を

人（自分の外側）に
抵抗なく表現することが出来ますか？

 

この時、私には

抵抗感

という目に見えない心の壁が
立ちはだかっていました。

 

伝えたい気持ちや考えは
しっかりと頭（心）の中にあって

直ぐにでも言葉に出来るのに、
会話術だって理解しているのに
（これだけ揃えば１００点なのに！）

 

それを自分の言葉を通して
外側に出す（表現する）ことが
なかなか出来なかったんです。

 

「今、言おうか？」
「いや、また明日でもいっか？」
「あ！今チャンスを逃したー」

「あぁ、なんで言えないの私。」

なんていう独り言を呟きながら

なかなか伝えられない…とうい状況を
何度も繰り返していました（汗

↑事実”伝えない”ということなので
自分でそれを選んでいるという風に
解釈できます

 

あなたは
自分の気持ちや考え、思いを
スムーズに、抵抗なく
表現することが出来ますか？

自分という存在を
自由に表現することが出来ますか？

 

 

こんな経験はありませんか？
***************************

自分の言葉を通して
自分を表現しようとする時

私の前に立ちはだかっていた
”目に見えない心の壁＝抵抗感”の正体は

 

人が怖い。

 

この恐怖の感情でした。

 

だから、伝える内容も言葉も
１００%準備完了であったとしても

それを言葉で表現することが
怖くて、怖くて

この恐怖心が、私の身体（行動）を
無意識に止めていたんです。
（身体は正直モノ）

 

じゃあ、私は
一体、何が起きそうで

 

人が怖い。

と感じていたのか？

 

それは・・・

◆人に批判される
◆怒られる（怒鳴られる）
◆人に嫌われる
◆自分に対する評価を落とされる
◆間違いだとジャッジされる
◆親身に受けとめてもらえず
　聞き流される
◆そもそも
私の話を聞いてもらえない（無視）

 

実に非現実的な妄想話なのですが

私の中では
上記のような状況が起きそうで

怖くて、怖くて

自分が傷つかないように
怖い思いをしないように

否定されたり、怒られたり
無視された時の

無価値感や孤独感を感じないように

言いたいことを言わない
お願い・頼み事を言わないなど

自分の気持ちや考えを表現するのを
自分で止めていたんです。

 

 

どうして人が怖いのか？
********************

私を含め、人間関係の中で
自分を表現する時に

人が怖いと感じてしまう理由には

以下のような
幼少期の体験が関係していると考えられます。

●いじめられた経験がある
●目立つ（意思表示・存在）とたたかれた
●親が厳しくて意見や気持ちを否定された
●親に拒絶された
●虐待によって感情を出すことを否定された
●正解じゃないと（正しく）と怒られた
●ノーマークポジションだった（無関心）
●感情や気持ちを表現しても無視され続けた
●親がそもそも感情表現をしない人だった
（情緒的な関わりがない、共感がない）

 

幼少期の親子の関わりの中で

自分の気持ちは
認めてもらえるんだ

自分の感情をうんと表現しても
それは悪いことではなく
ちゃんと受け止めてもらえるんだ

自分が自由に考えたことは
例え間違っていたとしても
まずは尊重してもらえるんだ

自分という存在を
ありのまま表現しても
認めて受け止めてもらえるんだ

という安心感が
心の奥で育たないままでいると

私たちは
自分という存在（感情・意見など全て）を
希薄に感じたり、ダメな人間なんだと感じたり
自分に対して自信がもてなくなります。

大丈夫！という安心感がなければ
自分をありのまま表現することだって
難しくなりますよね。

 

それどころか
親子関係を中心とした
様々な関わりの中で

自分の存在を脅かされる体験を
繰り返し経験すると

その体験がトラウマとなり

「怖い」という”感情”が
身体の中で生き続けることで

大人になっても
人や場面に反応して
「怖い」という感情が蘇ってきます。

 

私の場合は・・・

怒りスイッチが
どこにあるのか分からず

恐る恐る、顔色を伺いながら接していた
自己中心的な厳しい父親との関係が

私が「人が怖い」と感じてしまう
原体験になっていたと感じています。
（父親が怖い＝人が怖い）

そして、その「怖い」という感情さえも
誰かに表現することが出来ず

癒えないままでいたので

大人になって
自己表現をしようとする時に

あたかも目の前に
父親がいるかの様な感覚になってしまい

突如、身体に走る強い緊張感ととも
私の中で「怖い」が蘇っていたんです。

 

 

解決への第一歩
********************

 

私たちの行動のエネルギー源は
”感情”と言われています。

人に伝えたい！話したい！と
何度思っても

行動できずに
だらだらとチャンスを逃し続けていた私は

本当は”人が怖い（恐怖の感情）”から

そこに向かおうとしない自分を
自分で選んでいたんですよね。

だって、怖いですから（汗

 

もし、あなたの中にも
自己表現したいのに
上手く出来ないあなたがいるのなら

まずは
自分でそれを選んでいる
自分でその状況を選んでいる

この事実を受け止めてみてください。

 

その事実は
決してダメな事ではないんですよ。
上記の私の「出来ない」ケースだって

自分では自覚出来てなかったけれど

「怖いなにか」から
自分を守るためにしていた事だから。

 

そして、
あなたが自己表現しようとすると

何が起きそうなのか？
どんな気持ちや感情になりそうなのか？

あなたが
自由にありのままの自分を
表現するときに現れる

目に見えない心の壁（感情・抵抗）も
丁寧に感じてみて下さい。

 

もちろんMｙノートに書いてもOK！

 

見えない心の壁は　きっと

見えないからこそ
わからないからこそ
余計に怖かったりするかもしれません☆